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クロスファイア
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『クロスファイア』by宮部みゆき
 
“あたしは装填された銃だ。持てる力を行使し、無軌道に殺人を続ける若者たちを処刑する”青木淳子の「戦闘」は続く。さらに、謎の組織“ガーディアン”が、淳子との接触を図り……。
 連続焼殺事件の背後に“念力放火能力者(パイロキネシス)”の存在を感じた石津ちか子・牧原両刑事は、過去の事件関係者を洗い、ついに淳子の存在に気付くのだった。
 正義とは何か!? 衝撃の結末!
★★★★☆byおたむ
 
まさにッ!衝撃の結末(☆ω☆)!!
ラストのインパクトはかなり大きい。
 
念力で火を意のままに操れる主人公が、法では裁くことの出来ない悪人をその念力を使って次から次へと抹殺しちゃう、と言うお話で、その非現実的な設定の為か中盤ぐらいまではイマイチのめり込めず(・ω・;)
しっかし、下巻に入ってからの怒涛の盛り返し!!
この物語は、殺人の手口や意図が初めから分かっているから謎解き的な面白さはないのに、最後見事にやられたーーー(*ω*)
超能力と言う一般人が持っていない力を授かってしまったがために、心を開くことを諦めた主人公。
人間の皮を被った獣が法の目を掻い潜ってのうのうと生きている現実。
正義のために殺伐な制裁にのめり込む孤独な主人公。だけど、いつも心の奥には“正義の制裁”への疑問が付きまとう。
・・・・それらの凶悪な変種と、あなたやあたしという変種とは、本当に座標軸をはさんで反対側にいるのだろうか?実際には、思いのほか近い岸辺に、ただ脆い岩場をひとつ隔てただけで、隣り合って存在しているのではないのかしら・・・・
同じように特殊な力を持つ仲間が現れ、主人公はやっと“人”になれた。
のに。驚きの悲しい展開・・・。
 
切ないラストだけど、主人公のそれまでに至る屈折した人生を考えると、ある意味救いのある結末だったと思う。
正義って、何なんだろぉ。
人が人を制裁するって・・・超難問。
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02/21 23:34 | BOOOKS! | CM:2 | TB:0
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