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素粒子
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『素粒子』byミシェル・ウエルベック
 
人類の孤独の極北に揺曳する絶望的な“愛”を描いて重層的なスケールで圧倒的な感銘をよぶ、衝撃の作家ウエルベックの最高傑作。文学青年くずれの国語教師ブリュノ、ノーベル賞クラスの分子生物学者ミシェル―捨てられた異父兄弟の二つの人生をたどり、希薄で怠惰な現代世界の一面を透明なタッチで描き上げる。充溢する官能、悲哀と絶望の果てのペーソスが胸を刺す近年最大の話題作。
 
★☆☆☆☆byおたむ
 
(・ω・;)
(・ω・;)(・ω・;)
何て言うか・・・・疲れますた(・ω・;)
 
そもそも何でコレかと言うと、映画を見損なった後偶然文庫を発見して読んでみたのだが。
読まなきゃ良かった。
映画も観なくて良かった。
読まなきゃ良かった、ってのは、つまらなかったってことじゃなくて、あまりにも救いが無さ過ぎで。
 
あのねーーーー、官能シーン&暴力シーンが度を超してて(+ω+;)もぅ変態領域(+ω+;)気持ち悪くなる(+ω+;)(+ω+;)
舞台はフランスだからね。日本人には理解し難い、性に対して自由で奔放過ぎる文化が背景になってるのもあるけど。
それにしてもここまで描く意図は理解に苦しむ。
こういう世界が実在し、そこに生きる人達の荒んだ生活を伝えるため、だとしても、読んでて気分のいいものじゃない。全く。
 
親に捨てられたという生い立ちから、愛に飢え、愛に憧れ、でも愛の受け入れ方を知らない異父兄弟。
異常な性欲に取り付かれ、それ以外の喜びを見出せないまま老いてゆく兄。
天才的な才能をもつ分子生物学者の弟もまた、人との繋がりを拒絶し孤独に年を重ねる。
二人に関わる登場人物も、愛を求めてどんどん不幸になって行く。
その姿が、あまりにも浅はかで、努力をせず、薄っぺらなダメダメ人間で、本当悲しくやりきれない気持ちになる。
ラストも何て言うか、無責任な放置だし。
もう希望はないのか!1コもないのか!! 
  
本編の後、解説をチラリと読んで、実は筆者自身も育児を放棄した親を持つ生い立ちであることを知って、余計にどんよりしちゃったよ(・ω・;)
育児放棄って何だよ!??
自分の自由を主張して責任を放棄、親子と言う繋がりを持つ<別人格>の幼い魂を再起不能なぐらい傷つけて、“自由”の正体なんて実は自己本位なセンチメンタリズムと性欲だけじゃないか!!!
理性を忘れた人間なんて人間じゃない、排泄物垂れ流してる動物と同等じゃん。
頭の柔らかい若い読者が、このような小説に必要以上に影響を受けないことを切に願います。
こういう悲しいのは、本当にイヤだね。
 
『つまらない』と『救いがない』のはどっちが上だろぉ?
うーん。負な要素でもゼロよりは上かなぁ。何も無いわけじゃないから。
と言う事で★1コ。
どーでもいいけど。
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06/04 22:40 | BOOOKS! | CM:2 | TB:0
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