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善き人のためのソナタ
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原題:DAS LEBEN DER ANDEREN/THE LIVES OF OTHERS
製作:2006年ドイツ
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:ウルリッヒ・ミューエ 、マルティナ・ゲデック 、セバスチャン・コッホ 、ウルリッヒ・トゥクール 、トマス・ティーマ 、ハンス=ウーヴェ・バウアー 、フォルカー・クライネル 、マティアス・ブレンナー
解説:ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き、彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした話題作。監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが歴史学者や目撃者への取材を経て作品を完成。アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表作品としても注目を集めている。恐るべき真実を見つめた歴史ドラマとして、珠玉のヒューマンストーリーとして楽しめる。
物語:シュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は、劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)と恋人で舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)が反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。ヴィースラーは盗聴器を通して彼らの監視を始めるが、自由な思想を持つ彼らに次第に魅せられ……。
 
★★★★★byおたむ
 
仕事放棄してレディースディ☆
2週間限定のアンコール上映だったの!
このチャンスに絶対観ようと思ってたんだぁ(^ω^)
 
いやー素晴らしい!!
何かねぇ、派手な絵もなく淡々と物語は進行するんだけど、これは映画館で見て良かった!!ドラマじゃなくて映画って感じ!!
マジ感動しちゃったよ。何て言うか、心洗われるって感じ。
 
舞台はベルリンの壁崩壊ちょっと前の東ドイツ。“社会主義”思想の元に強力な力を持った国家組織<シュタージ>は、もはや思想や愛国心とはかけ離れ、人民に絶対服従を強いるためだけの恐怖集団と化していた。組織の幹部達も、自己満足の為に民衆という弱者を権力で脅し思い通りにしている有様。そんな組織に所属する主人公ヴィースラーもまた、私利私欲の為ではないとは言え、反体制の疑いありとして捕らえられた一般市民を拷問するという職務に何の疑問も感じないまま毎日を過ごしていた。主人公は、新しいターゲットとして、劇作家&女優のカップルに出会い、彼らの反体制的証拠をつかむため盗聴することで監視を始めることになる。彼らの生活を覗き見るうちに主人公の心に変化が表れ、最終的には彼らを助けるため証拠を隠蔽するまでになってしまう。
 
この主人公ヴィースラーがねぇ、弱っちぃオヤジなの。いかにも悪人~とか、いかにもヒーロー的美男~とかじゃなくて。
主人公の普通ぽいところとか、街や建物の質素さ加減とか、リアリティあるある。作り物な嫌みな感じが全然ない。
ヴィースラーなんて、会話あんまりないし。仕事が盗聴だからね(・ω・;)聞くのが仕事ですから。
そんな彼が盗聴してる時に、ヘッドホンから劇作家が弾くピアノを聞いて涙するシーン!!素晴らしい!!上手い!!しゃべらなくても演技って伝わるものなんだねぇ。このシーンは見物(≧ω≦)必見(≧ω≦)
 
盗聴される側の劇作家はもちろんヴィースラーの存在を知らないのだけれど、後に彼と、彼が自分の為に払った犠牲を知った時、敢えて直接対面しないんだよね。劇作家は“善き人のためのソナタ”って本を出版し、ヴィースラーは本屋でその本を手にする。
うおーーーーいいねいいね~。直接ご対面で「あの時はどぉも」なんてするより、ずっと繋がり深い感じが◎
本を手にした時のヴィースラーは、飛び上がって喜ぶわけでもなく、いつものテンションで淡々としてるんだけど、すごく嬉しいのが伝わってくるの。
俳優さんは皆良かった。ワザとらしいところがなくて。ストレートに気持ちが伝わってきて。
関係ないけど、劇作家役のセバスチャン・コッホ氏気になる・・・。超好み・・・(*'ω'*)オッサンなんだけど素敵(*'ω'*)
 
この恐ろしい組織<シュタージ>の存在を公表したのって、この映画が始めてらしい。『グッバイ、レーニン!』みたいに笑いに紛れてって感じじゃなくて、いたって直球ストレートだし。そういう点でも重みを感じるなぁ。
このような素晴らしい映画が生み出されるドイツという国は、やはり素晴らしいなぁと。
アウシュヴィッツ強制収容所を博物館として保存管理していたり、ホロコースト記念碑が出来たのは割と最近だったよね。
首都ベルリンに自国の最も汚点となる歴史の記念碑を作るなんて、そうとうの覚悟だと思うよ。
目を逸らしてしまいたけど、絶対逸らしてはいけない、忘れてはいけないって言う強い意志を感じる。
日本の原爆ドームとは全然レベル違うからなぁ。
“こんな酷いことされました”って被害者の悲惨さをアピールするのと、加害者として過去の過ちを曝け出すのとでは、明らかに後者のほうが勇気がいるもんね。
今を生きる若い人達だってきっと何か感じてるはず。
なんて、映画とは関係ないことふと思ってみた。
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映画「善き人のためのソナタ」を観た!
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