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サルバドールの朝
★★★☆☆byおたむ
 
ノンフィクションてやっぱ重いわぁ。30年前ってそんな大昔じゃないし。
冒頭のアニメちっくな画面とか、内容にそぐわないってゆーか、作り手はどういうアプローチで何を訴えたかったのか?受け止め方に戸惑う。
 
salvador.jpg

原題☆SALVADOR
製作☆2006年☆スペイン/イギリス
監督☆マヌエル・ウエルガ
出演☆ダニエル・ブリュール『グッバイ、レーニン』☆レオノール・ワトリング『あなたになら言える秘密のこと』☆トリスタン・ウヨア☆レオナルド・スバラグリア☆ホエル・ホアン☆セルソ・ブガーリョ
 
 
物語☆1970年代初頭、フランコ政権末期のスペインで、自由解放運動のグループに所属する25歳のサルバドール(ダニエル・ブリュール)は、不慮の発砲により若い警部を死なせてしまう。彼は正当な裁判を受けられないまま死刑を宣告され、彼の家族や仲間、弁護士たちは何とか処刑を防ごうと手を尽くすが……。☆フランコ政権末期のスペインを舞台に、不当な裁判によって死刑判決を受けた若きアナーキスト、サルバドールとその家族や友人の戦いを描く社会派ドラマ。スペインのアカデミー賞と言われるゴヤ賞で11部門にノミネートされた話題作。
 
弾圧的な恐怖政治の下、正義に燃える若者達が志を同じくし“活動”する。彼らは武装し銀行を襲い“資金”を集め、機関紙を発行したり、不当な扱いを受けている労働者に援助したりする。
こういう理想に燃えた集団を観ていると、果てしない気分になってしまう。私利私欲に走る人と走らない人。理想を持っている人と持っていない人。暴力を振るう人と振るわない人。基準が変わると良い人が悪い人になっちゃったりして。
彼らは正義と理想に向かって恐怖政治と戦ったけど、そのためには危険な行為も厭わない。大きな利益の為の小さな犠牲は仕方ないのか?理想を追求する過程に暴力は必要なのか?
もちろん何もしない事を良しとするわけではないけど、過激な活動って手放しで認めるのは抵抗あるな。
 
若き活動家の、労働者の物質的精神的平和を求めた“活動”の代償が死刑。汚染された政治下の裁判では、まともな裁きも受けられない。このことについてはもちろん同情の余地はある。
だけど、彼が殺した警察官は?
銀行襲撃中に殺した行員は?
彼らもまた被害者なんだよね。サルバドールの悲劇と同じくらい可愛そう。
そう考えると、サルバドールの最後ばかりを美化して悲しがる気になれなくて。
特にサルバドール自身が、自分の犯した殺人について反省してなさそうなのが気になった。不慮の事故とは言え、人の命を奪ったわけだから、理想がどうこう正義がどうこう以前の道徳感だと思うのだが。
 
死刑までのカウントダウンを上の3人の姉妹と過ごすシーンなんて、まさに“泣けよ!”って感じ。案の定館内にはすすり泣きが響いてたわ。隣の女性なんてタオル持参で号泣だから。ハンドタオルじゃなくてフェイスタオル(・ω・;)バスタオルじゃなくて良かった(・ω・;)おたむはその号泣振りが気になって自分が泣くどころではなく、スクリーンより視野右半分に意識が行ってしまって(・ω・;)(・ω・;)
死刑執行のシーンは必要以上に長く感じた。間延びしてる感じ。
てか、あれ拷問の機械ぢゃないの??あれは良くないでしょーーー。グロ過ぎる(・ω・;)
 
最後のナレーションで、この事件をきっかけに一般市民の意識が変わり政治に対して積極的になったとか。これこそが彼の“活動”の一番の功績かもね。
 
主人公のサルバドールを演じたダニエル・ブリュールは、口がωな形で印象的。
『グッバイレーニン!』ではオロオロした若造ぶりが良かったなぁ。
p1.jpg
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