|
本とか映画とかソラマメな毎日
|
||
|
★★★★★byおたむ
幸福な映画。魔法みたいな映画。 ![]() 原題☆BAGDAD CAFE 製作☆1987年☆西ドイツ 監督☆パーシー・アドロン 出演☆マリアンネ・ゼーゲブレヒト『ローズ家の戦争』☆ジャック・パランス☆CCH・パウンダー☆クリスティーネ・カウフマン☆モニカ・カローン☆ダロン・フラッグ☆ジョージ・アグィラー☆G・スモーキー・キャンベル☆ハンス・シュタードルバウアー☆アラン・S・クレイグ 物語☆アメリカの片田舎の砂漠にあるさびれたモーテル“バグダッド・カフェ”を、夫婦喧嘩の末に訪れた太ったドイツ女ジャスミンが、そこで暮らす人々の心の扉を開いて回りながら“砂漠のオアシス”に変えていくまでを描いた逸品。主題歌の“Calling You”はアカデミー賞最優秀主題歌賞にノミネートされただけあり、微妙にくすんだ空の青と併せて、セリフが少ないこの作品の行間に秘められた切なさをより際だたせている。 わお。最近満点映画続いてるぅ〜(≧ω≦)!!嬉しいな。 正直言って始めの方は、テンポもないしセリフも少ないしで、なんだコレって感じ。 ところが。気がつけば魔法にかかったみたいに入り込んでた(・ω・;) 絵がね、すごくイイの。どこで一時停止してもポストカードになりそうな。砂漠の乾いた土色。埃っぽい空気。乾いた空の色。観てて心地よい色の鮮度というか明度というか。そこに行きたいとは思わないけど(だって砂漠だもん!)、ずっと観ていたい感じの絵。 旅行中に夫と喧嘩別れしたドイツ人の中年おばちゃんが砂漠の中のカフェに辿り着き、そこに住む人々の白けた日常を優しく変えて行く、と言う、特別捻りもないゆるい物語。 天使のように人々の心を軽く柔らかくしていくドイツ人のおばちゃんジャスミンだが、彼女は決して特別な才能を持ってるわけじゃない。綺麗でもないし。むしろ中年太り甚だしいフツーのおばちゃん。敢えて才能と言うなら、当たり前のことを当たり前に出来ることかな。お掃除とか、挨拶とか。カフェの従業員や子供達があっさり心許してお友達になっちゃうのは観てて心地良いわぁ。遂にはいっつもガミガミ威嚇モードの女主人ブレンダも頑なだった心を開き、彼女を親友として頼ることになる。 ジャスミンが手品を覚えて披露することで、思いがけずカフェが繁盛。 ジャスミン☆マジックはカフェに立ち寄るお客達にも、癒しの魔法をかけることになる。 そんな中、ビザの問題でジャスミンがカフェを去った後の、ブレンダや家族やお客さんたちの落胆振りと言ったら(・ω・;)特にブレンダ。失くして更に彼女の中でのジャスミンの存在の大きさが分かったみたい。 だから、ジャスミンが帰ってきた時は嬉しかった!!観てるこっちが!!! ジャスミンとブレンダが抱き合って、それから色々話するの。別れる時は、「さよならミス・ブレンダ」「さよならミス・ジャスミン」って“ミス”を付けていた宿の主人vsお客だった二人が、普通にフツーに「ブレンダ」「ジャスミン」と呼び合って、親友成立!!二人ともすごく幸せそうで。嬉しくて泣きそうになるシーンよρ(-ω-。) 後半でモーテルの住人だった入墨師の美女が、旅経つことを決めて、皆に理由を聞かれて、 「だってみんな仲良すぎるもん」て返事するシーン。 分かるわ。ジャスミンの魔法にかかって皆仲良しになるけど、現実には皆がみんな仲良しなんてありえないからね。夢の物語に現実的なエピソード。この辺もやられた感。 ブレンダのガミガミ攻撃に嫌気が差しカフェを飛び出した夫が帰ってくるシーンで、今更どの面下げて的な気まずそうな夫を、ブレンダは何事もなかったように優しく迎えるの。もぅ・・・すごくイイッッ。ブレンダはジャスミンによってすっかり癒されて心が元気満タンだから、「どこいってたの!?」とか「何よ今更!」みたいなネガティブな感情が一切ないわけ。久しぶりに帰ってきた夫に対して、会いたかった、会えて嬉しい、ってポジティブな気持ちのみなんだな。こういう心境って素敵過ぎだ。 ジャスミンは彼女の日常から飛び出し旅先で新しい自分を見つけるわけだが、ブレンダは自分の居場所に居ながらにして、ジャスミンによってリフレッシュして優しい気持ちを見出すことが出来た。今の生活。いつも同じ事の繰り返し。そういう日常を鬱陶しく思ったり。でも、ちょっとした切っ掛けとか、ちょっとした心持ちで変われるのかも、なんて思わせてくれる。 ジェヴェッタ・スティールが歌う“Calling You”が劇中何回も流れるのも、すっごい好き。 I am calling you. I know you hear me. I am calling you. ブレンダにとってのyouがジャスミンで、ジャスミンにとってのyouはブレンダで。 女同士の深い友情を描いた映画でこの曲チョイスはイイねぇーーーーツボ(≧ω≦)!!! 乾いた絵に良くあってるし、とにかくすっっっごい良い!!! ジャスミンが自由人な画家のオッサンにプロポーズされて、「ブレンダと相談するわ」と返事して、“Calling You”が流れてエンドロール、なエンディングが最高!! 返事はYesってことね。親友に相談するって!可愛すぎる返事!!! おたむの想像の域を遥かに超えた、素晴らしい答えだわ。 グサッッと突き刺さって号泣ゥゥゥ的な感動大作よりも、じんわりゆるゆる気づいたら感動してたわ、みたいなの好きな人にはオススメ。 好きな映画を選ぶ基準の一つに、“何度も観たいと思う作品かどうか”を考えることがあるんだけど、これは間違いなくリピートだな。 疲れた時とか、落ち込んだ時とかに観たいな。 しょっちゅう疲れるから、しょっちゅう観るかも(・ω・;)(・ω・;) * コメント *
この映画好き。
弟のお勧めで見たよ。 「calling you」もいいよね。 曲は知ってたけど、映画見て初めて主題歌だったんだぁと思ったよ。 10年以上前に見たから、また見ようかな。 まきんこママ!!
おたむは初めて観たんだけど、もぉすっっっごい気に入った(≧ω≦)CallingYouは本当にこの映画にピッタンコだよね!!曲のような効果音のような、映画に溶け込んでる感じ。 http://autumns.blog78.fc2.com/tb.php/446-e10e5348 * トラックバック *
|
||