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ガタカ
★★★★☆byおたむ
 
SFヒューマンドラマ。観後感はなかなか複雑で重い(・ω・;)
“不適正者”を「神の子」と呼ぶセリフが印象深い。
  
gattaca.jpg
 
原題☆GATTACA
製作☆1997年☆アメリカ
監督☆アンドリュー・ニコル『ロード・オブ・ウォー』『トゥルーマン・ショー』
出演☆イーサン・ホーク『ビフォア・サンセット』『テープ』『トレーニングデイ』☆ユマ・サーマン『キル・ビル』『パルプ・フィクション』☆アラン・アーキン『リトル・ミス・サンシャイン』☆ジュード・ロウ『オール・ザ・キングスメン』『コールド マウンテン』
 
 
物語☆遺伝子操作により管理された近未来。宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っていた。そんなある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ元エリート、ジェロームに成りすます偽装の契約を結ぶ。そうして、ジェロームの遺伝子を借りてエリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込む。が、そんな中、彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起こり……。
 
遺伝子操作が一般的になり、その処置を受け劣性遺伝子を排除した“適正者”と、自然受精・出産による“不適正者”が生まれてくる時代。人の存在意義を問う超シリアスな普遍的テーマを扱っている割りに、その主張が鬱陶しくなく穏やかに感じられるのは、物語のサスペンス要素や恋愛要素とのバランスが良いからなのかな。映像が暗めで美しいのも効いている。
 
劣性遺伝子を排除するのは、長生きしてほしい、病気をしてほしくない、視力が落ちないように、と全ては我が子の幸せを願ってのこと。そして社会は当然優秀な遺伝子を持った“適合者”を好む。
“不適正者”として生まれてきたビンセントは、“適正者”の弟を持ち(なんて残酷な親たちなんだ!)常に劣等感を抱き成長する。社会へ出ても“不適正者”差別の壁は大きい。ビンセントは宇宙へ行くという夢の実現の為、ある強行手段に出る。それは、素晴らしい“適正者”遺伝子を持ちながら事故で歩く機能を失ったジェロームになりすますという、非合法的なやり方だった。自分の体毛を剥がし、ジェロームの血液や尿を身につけるビンセント。偽装工作がバレるのでは、自分の証拠をどこかに残したのでは、と怯えながら毎日を過ごすのだった。
 
ジェロームなしでは夢を追いかけることが出来ないビンセントと、ビンセントを通してのみ社会に存在することを実感できるジェローム。どちらも切ない立場にいるわけだけど、この二人の関係が、奇妙で興味深い。二人のやり取りから、明確な主従関係はなく、ビジネスライクに徹底してるわけでもないことが分かるが、かと言って深い友情を感じあっている風でもない。お互いが相手に対して、嫉妬と絶望とをぶつけ、一方秘密を共有している安心感みたいなものを感じていて。まぁ、二人の繋がりが奇妙だから、奇妙な関係なんだけれども、友情って一言では表せないような独特な雰囲気が印象的だったな。
最後は“不適正者”のビンセントが、“適正者”のエリート集団の中で這い上がり頂点を極める、と言ったサクセスストーリーなのに、清々しい気分にはなれなかったわ(・ω・;)やれば出来るんだ!て気分じゃなくて、生きるって幸福って何なのかなーってちょっとどんより(・ω・;)(・ω・;)ジェロームの悲劇的な最期もねー、納得出来るだけにやるせない(・ω・;)
 
大体、人の幸せなんてIQだの寿命だの視力だのってパーツの組合せで計れるものじゃないし。最高の遺伝子=最高の幸せではない、そういうこと本当は皆分かってて、だからこそガタカの専属医は、ビンセントの最後の検査で出た不適合結果を故意に見逃したのだと思う。
ん?専属医さん↓、CTUでお見かけしましたわ、24Ⅱで。のザンダー・バークレイ。
ph_mason.jpg
 
しっかし、他人が見て疑いを持たないほどイーサン・ホークとジュード・ロウが似てるっていうのは納得行かないでしょ(・ω・;)本人達の顔が似てない以前に、劇中で二人が初めて顔を合わせたときにビンセント(イーサン)自ら「全然似てない」って言ってたし(・ω・;)手術の跡を残すことは出来ない為に、とりあえずICカードの写真に見えるようアナログな方法で取り繕うって設定だったはず(・ω・;)(・ω・;)む、無理ー似てねぇー(・ω・;)
gattaca1.jpg gattaca2.jpg
 
ジュードの端整過ぎる顔立ちと、ユマのマネキンぽい美しさが、無機質な感じをより助長してSF舞台にぴったんこだね。
gattaca3.jpg 
 
ちなみに、"Gattaca"のスペルであり、クレジットで強調される、GとAとTとCは、DNAの基本分子であるguanine(グアニン)、adenine(アデニン)、thymine(チミン)、cytosine(シトシン)の頭文字であるらしい。
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