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本とか映画とかソラマメな毎日
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★★★★☆byおたむ
母さん、僕はだたあなたの幸せを願っただけなのに。 ![]() 原題☆SWEET SIXTEEN 製作☆2002年☆イギリス/ドイツ/スペイン 監督☆ケン・ローチ『麦の穂をゆらす風』 出演☆マーティン・コムストン『明日へのチケット』☆ミッシェル・クルター☆アンマリー・フルトン☆ウィリアム・ルアン『明日へのチケット』『麦の穂をゆらす風』☆ゲイリー・マコーマック☆ミッシェル・アバークロンビー☆トミー・マッキー 物語☆15歳の少年リアムは、親友ピンボールと学校にも行かず好き勝手な毎日を送っていた。そんなリアムには夢があった。それは一つ屋根の下で家族揃って幸せに暮らすこと。しかし、現在母ジーンはヤクの売人である恋人スタンのせいで服役中で、出所はリアムの16歳の誕生日前日。シングルマザーの姉シャンテルは母を嫌い、離れて生活していた。そんなある日、湖畔で理想的なコテージを目にしたリアムは、自分の夢を実現させようとその家の購入を決意する。カネのないリアムは、仕方なくピンボールとともにスタンからヤクを盗んで、それを売り捌くのだったが…。 痛い(・ω・;)痛すぎるコレ(・ω・;) 純真無垢であるがゆえ危なっかしく、いつかは破綻を来たすのではと言う不安は的中、最後は本当に本当に悲しい結末を迎えてしまう。 どうしてなの?どうしてなの??彼はただ母を恋しかっただけなのに。 もうすぐ出所してくる母を迎える為に新しい“家”が欲しかった。15歳の彼が出来る金を産む手段は限られいる。麻薬の売買に手を染めつつ、彼自身は決して薬に溺れることなく、護身用のナイフさえ身につけない。 彼の母への慕情は彼自身の絶対的な“幸せ”の象徴となり、その為の手段の善悪は意味を持たないものになってしまった。15歳なんてまだほんの子供。そんな彼の純粋さと賢さが、逆に犯罪の中で生きることを導いてしまう。 子供とは言え、この世の中にはどんなに頑張っても手に入らない幸福があることを、彼も頭の隅っこではきっと気づいていたはず。 もーーーもう、もう、もう!!!お母さん!!!!!!気づいてよ!!アナタの息子の心の叫びを!自分の恋愛感情に溺れてる場合ぢゃないの!! しかしながら、こういう人種は社会に溢れていて、時と場合によっては誰でもそうなってしまうものなんだよな。人は社会と関わらずには生きて行けないし、その社会は理不尽さと不合理さに満ちている。しかし彼の場合、運が悪いの一言で片付けてしまうにはあまりにも過酷過ぎる。 彼は母を得る代償として、親友を失い、犯罪に手を出さないと言う誇りも失い、彼が持っているもの全てを差し出したが、出所後やはりヤク中の売人である恋人の元へ戻ったしまった母。そして結局リアムはその恋人を刺してしまう。一人海辺に佇む彼の元に姉からの電話がかかってきて。 刹那過ぎるこのラスト、胸をギュゥゥゥウウウっと締め付けられる。 海って何だろ。きっとこんな状況では人は自然と海へと足を運ぶような気がする。 ![]() リアムを演じるマーティン・コムストン君が、それ素だろ?くらいの好演で恐ろしくイイッ(≧ω≦)ほとんど初演技だっとか、信じられない(・ω・;) 悲し過ぎるけど、こういう現実も確かにあるんだって、更に凹んでしまうショッキングな作品だったなρ(-ω-。) * コメント *
スゥィーニートッドにTBいただきましてありがとうございました。
ついでにおたむさんトコの最近の記事を遡りながら斜め読み(失礼)してきましてこの辺で止まったところでして、TBいっぱい失礼しますw ケン・ローチ監督の政治的主題のものよりも分かりやすくて心に響きましたコレ。 mottiさんッ!!
いらっしゃいませ(*'ω'*)TB&コメントありがとです〜(≧ω≦) コレは本当悲しい衝撃でした。誰も責められない、でもじゃあリアムの苦しみは何処へ発散したらいいんだ!みたいな、社会の不条理を見事に描いていますよね。mottiさんの見解かなり新鮮でした。なるほどね、あのラストは希望に繋がるんだ。 http://autumns.blog78.fc2.com/tb.php/556-34f65463 * トラックバック *
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