|
本とか映画とかソラマメな毎日
|
||
|
★★★★★byおたむ
フランス版「ShallWeDance?」かと思っていたら、これがとんでもなく深い味わいの大人の恋物語へと発展して、やがて穏やかな余韻でお腹いっぱい(*´ω`*) ![]() 原題☆JE NE SUIS PAS LA POUR ETRE AIME 製作☆2005年☆フランス 監督☆ステファヌ・ブリゼ 出演☆パトリック・シェネ『読書する女』☆アンヌ・コンシニ『灯台守の恋』☆ジョルジュ・ウィルソン『かくも長き不在』☆リオネル・アベランスキ☆シリル・クトン☆ジュヌヴィエーヴ・ムニシュ 物語☆仕事においても、家族との関係においても行き詰まり、人生に疲れ果てたジャン=クロード。五十歳を迎えようとする今も、高齢の父との関係は気まずいまま。別れた妻との一人息子ともぎこちない会話をするのが精一杯だった。結婚を目前にして幸せなはずなのに、どこか満たされないフランソワーズ。小説の執筆に追われる婚約者のティエリーに対して、寂しい気持ちを伝えることができない日々。ある日、タンゴのレッスンで、ペアを組むことになったジャン=クロードとフランソワーズ。そこから二つの人生が交差しはじめる・・・。 かなりイイ感じ(*´ω`*) 登場するのは、年齢層高めの少人数。騒がず派手でなく終始しっとりと進行する語り口は、哀愁が漂う静かな物語と見事に一体化している。大人の為の、大人の恋愛物語。ここで言う大人とは年齢的に成人してるかって事ぢゃないヨー経験と言う荒波に揉まれてくたびれているって意味ね。そしておたむは立派な大人である(・ω・;) ジャン=クロードとフランソワーズの心の機微が鮮明に綴られる。二人はどちらかと言えばパッとしない物静かなタイプの人間で、セリフも極端に少ないのに、彼らの表情や沈黙や視線の動きから、その心情が信じられないくらいリアルに伝わってくるの。ジャン=クロードの不器用な戸惑い、フランソワーズのマリッジブルーとして片付けられない混乱、それらを直接語らせずに痛いほどの正確さで表現するなんてww素晴らしい!トレビアァン!!そして、そんな引っ込み思案系の彼らに情熱のタンゴを躍らせるんだから!完全落ちた(ノ≧ω≦)ノ ジャン=クロードと彼の父、ジャン=クロードと彼の息子のエピソードも効いてる。特に対父では、彼とフランソワーズの関係と平行して、二つの進展が二つの発展に影響を与え合って進行する。鍵をかけたクローゼットに息子のトロフイーを飾って死んで行ったお父様には思わずジィィィンと来てしまったなぁ。 全てに無駄がない。エピソードの一つ一つに、それからセリフを語らない間までもが無駄がない。これはかなり驚愕のドラマだわ(◎ω◎;) 誰かがちゃんと隣にいてくれて落ち着いて穏やかな時間を迎えられる、そんな幸福な奇跡に巡り合った二人がキラキラして映る。こぉ言うのを本物の恋と言うのでしょうね。その後フランソワーズが予定通りに結婚に至ったかどうかなんてのは、考えるに値しないナンセンスな疑問だけど、本物の恋は何かしら覚悟を伴うものだと思う。世間には、本気の恋なんていう言葉を軽々しく振り翳し、その実態は単なる言葉の独り歩きで何の心構えも出来ずに、勝手に自己のロマンチシズムに酔ってる輩がいるようだが、そんな人種とは決して一緒にはして欲しくないね! セリフも極端に少なくて思い切った行動もしない、そんな二人に、これ以上ない激しい情熱を感じてしまうシュルブプレwwいわゆるフランス映画ぽさが魅力満点で攻めてくる、こんな恋愛物語はずっと印象に残ると思うわ。 ヒロインのアンヌ・コンシニがイイッ(*'ω'*) ![]() 熟女なのにこの初々しさって(☆ω☆)目力あるわーまっすぐ綺麗な視線が印象的。 ジャン=クロードの父役のジョルジュ・ウィルソンもとってもお気に入り〜 ![]() ワガママな頑固ジイ様な役どころだったけど、可愛いくて何か好き(*'ω'*)ベレー帽が凄く似合う!頭皮と一体化してんじゃないか、くらい自然で素敵なの。 * コメント *
http://autumns.blog78.fc2.com/tb.php/572-baa5c530 * トラックバック *
DVD「愛されるために、ここにいる」 言葉とそこに至る微妙な感情が素敵なフランス映画。
06年末12月に日本では公開された映画のDVD化。
フランスでは05年公開でかなりロングランしたよう。
セザール賞に3つもノミネートしている(主演男優賞、女優賞、助演男優賞)
内容は、一言に言って、ほのかに立ち上がる「大人の恋」
また見返したくなるような、なかな...
|
||