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いつか眠りにつく前に
★★★☆☆byおたむ
 
ヴァネッサ・レッドグレーヴ×メリル・ストリープ×グレン・クローズだよ(☆ω☆)!!メイン3品出てくるコース料理を頂いてる感じ。
 
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原題☆EVENING
製作☆2007年☆アメリカ/ドイツ
監督☆ラホス・コルタイ
出演☆クレア・デインズ☆トニ・コレット☆ヴァネッサ・レッドグレーヴ☆パトリック・ウィルソン☆ヒュー・ダンシー☆ナターシャ・リチャードソン☆メイミー・ガマー☆アイリーン・アトキンス☆エボン・モス=バクラック☆バリー・ボストウィック☆メリル・ストリープ☆グレン・クローズ
 
物語☆死の床にある老婦人アン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)を2人の娘たちが見守る中、熱にうなされたアンは娘たちの知らない男性の名前を何度も口にする。そんな中、アンの記憶は1950年代のある出来事へとさかのぼっていく。親友の結婚式のため、海辺の町を訪れた彼女は運命の恋に落ちるが、その恋は取り返しのつかない悲劇を引き起こす。
 
「怯えるのは止めにして幸せになるように努力なさい。人生に過ちなんてないのよ。」こんな言葉、死を迎えようとしている人に語られたらどうよ?素敵過ぎて目の前が開けるほどのワンダポーな言葉!!一方の、この言葉を残して人生を終える側もまた、幸せでしょうね。人生に失敗なんてないんだって悟って眠りにつくなんて、素晴らしい最期だわ。ずっしりと胸に響く印象的なセリフ。
 
死期が迫る時に人は何を思い出すのか。
心から分かち合えた、また分かち合いたいと思える人と出会うことなんて、人生の中でそうそうあるものではない。その事実に気づくのは往々にして、ずっと年月を経た後なんだよね、悲しい事に。輝く出会いがありながら、それを失ってしまった後悔は、きっと心に残り続けるものなんだろう。満たされない現実の中で、そういう思い出は美化されてますます輝いてしまうものだし。
本作の主人公アンは、死が迫る中で、成し遂げられなかった昔の恋を思い出し、それを美化することと反比例するかのように、決して順風満帆ではなかった人生を後悔している。
過去現在へと画面が入り乱れて進行する物語は、アンの意識の混濁をよく表しており、死に直面した者の感覚が伝わってくる。
そこへ現れたのが、疎遠になっていた昔の親友ライラで、彼女との再会がアンに劇的な変化をもたらすことに。過去の幻に執着するアンに「私達はやるべき事をやったのよ」と語るライラの言葉は、人生を肯定し、彼女の人生が豊かであったことを教えてくれたのだ。
 
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このシーンは美しいと言う他表現が思い浮かばない。
若い頃、望まない結婚へと旅立つライラをアンが慰めて、長い時を隔てて今度はライラがアンを慰めてあげる。同じようにベッドに二人抱き合って語り合うの。ライラが「結婚式の朝、あなたが私を連れ出してあげるって言ってくれた言葉、ずっと励みに生きてきたのよ」って告白するのは感動だわー。
 
回想シーンで長女をあやしながら夕食の準備に奔走する件、夫がムズがる次女を押し付けに来て、アンは子育てに全ての時間を奪われた現実に押し潰されそうになるが、支度中の料理をコンロに置きっぱにして、子供達に歌い始める。貧しい現実、夢を置き去りにした現実、だけど彼女は目の前にいる子ども達にたくさん愛情を注いで来たんだもの、素晴らしい母親像だよね。
 
アンを看取る二人の娘達にとっても母親の死が人生を見つめる機会になり、特に次女ニナは、前述の母親の言葉から勇気を貰って新しい一歩を踏み出すことを決心する。これこそが親子の繋がりだなぁ、としみじみ思わせてくれる。
  
本作の魅力と言えば、何と言っても熟年豪華絢爛女優陣。その筆頭はヴァネッサ・レッドグレーヴ。
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最期を待つ設定上、すっぴんパジャマと言う出で立ちで、刻まれた皺も堂々たるもの。『ヴィーナス』でも記憶に新しい潔く老いを曝け出した彼女の、瞬きの一つにまで意味を感じさせるその演技は圧巻と言うしかない。ブラボー!!
 
記憶の中で現れる、親友ライラの母ウィッテンボーン夫人演じるグレン・クローズ。
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内に秘めてる感が凄いね~。愛想は良いが心は打ち解けない母親を好演。
 
年取ったライラ演じるメリル・ストリープ。 
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個人的にはどうもオーバーアクションぽくてイマイチなんだけど(・ω・;)、ライラが年取るとこんな感じーな感じで、最後アンの娘ニナと抱擁を交わして別れるシーンの、ちょっと面食らった感じとか良かったわ。
 
年季入ってオーラ出まくってる女優達の競演、なかなか見応えアリ(・ω・;)やっぱタダ者ぢゃないね、彼女達・・・

 

 
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03/02 17:25 | MOOOVIES | CM:0 | TB:5
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『いつか眠りにつく前に』
□作品オフィシャルサイト 「いつか眠りにつく前に」□監督 ラホス・コルタイ □原作・脚本 スーザン・マイノット □脚本 マイケル・カニンガム □キャスト クレア・デインズ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、メリル・ストリープ、トニ・コレット、パトリック・ウィル
映画『いつか眠りにつく前に』を観て
25.いつか眠りにつく前に■原題:Evening■製作年・国:2007年、アメリカ■上映時間:117分■鑑賞日:3月1日、武蔵野館(新宿)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:ラホス・コルタイ□脚本・原作・製作総指揮:スーザン・マイノット□脚本・製作総指揮...
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