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★★★★★byおたむ
 
存在、それが何だと言うんだ。僕は精一杯存在している。
 
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原題☆CONTROL
制作☆2007年☆イギリス/アメリカ/オーストラリア/日本
監督☆CONTROL
出演☆サム・ライリー☆サマンサ・モートン☆アレクサンドラ・マリア・ラーラ

 
物語☆イングランド北東部の田舎町に育ったイアン(サム・ライリー)は、やがて恋に落ちたデボラ(サマンサ・モートン)と結婚。19歳の若さで家庭を築いた彼は、地元の職業安定所で働きながら、バンド活動に精を出しはじめる。しかし、ロンドンで初ライブを行った1978年、イアンは原因不明の大きな発作に見舞われ……。
 
少なくとも今年中は、本作を超える映画には出会えないだろう。おたむ的K点超えツボな超ストライク。
しかしながら、誰かに勧めることはないね、コレ(・ω・;)好き嫌いが分かれる作品、と言うか、ハマる方がレアかもね。強いて言うなら、太宰治が嫌いじゃなかったらイケルかも。
 
伝説のロックバンド『ジョイ・ディビジョン』のボーカリストだったイアン・カーティス。彼の作詞が、もう、恐ろしく素晴らしい!!!!! 
・・・隠れたい いっそ逃げよう 未来の生まれない アーケードへ・・・・
・・・君の混乱 僕の錯覚 自己嫌悪を身にまとい 対立し そして滅びる 立ち去らないでくれ・・・
・・・誰かがこの夢を奪い去り きた来るべき日を指し示す 内なる人格同士の闘い あらゆる真実を捻じ曲げる・・・・ 
凄過ぎだ。
宝石箱をひっくり返したかのような、キラキラに輝く言葉達。詩的なのに端的で。これだけ繊細で純粋な言葉ってなかなかお目にかかれない。強烈なインパクト。
何かねー、太宰ワールド感じたわー。『人間失格』『斜陽』とか辺りの。刹那的な。退廃的な。生きることを切望しながら絶望してる的な。三島ではないのよね。太宰治又は太宰作品のファンて訳でもないんだけど、その昔心がまだ柔らかかった頃、彼の作品に衝撃を受けたのを覚えているなぁ。猛烈にショッキングだったなぁ。
 
本作からも、同じような衝撃を喰らってしまったのである(×ω×;)若さ故、その純粋さ故、身の周りの全ての人・事柄に対して誠実に向き合おうとする彼は、社会や人間関係や自己の中に存在する矛盾を消化出来なくなり、次第に自身の精神バランスを失ってしまう。
ステージ以外でのイアンが尽く“普通の人”なのもイイ。職安に勤めてるって凄いギャップ(・ω・;)仕事が終わってからツアーへGOだよ(^ω^;)薬やアルコールに溺れる結末じゃないのもイイね。
妻子がありながら、別の女性と恋に落ち、どっちつかずに苦悩する男なんて、最悪な人種なのは明らかだけど、彼が誠実に見えてしまうのは何故だろう?ダメ男だけど、世の中のただ都合よく流されて悩んだフリをしてるだけの最悪男とは、全然別の種類。本当に苦しんでいるからね、彼の場合は。 
 
さて、満点★なのに、ダメ出しもなんなのだが。
イアン・カーティスが紡ぎ出す詩に感動したのは事実なんだけど、“映画”としてはどうかなー。ストーリーはのっぺりした印象だし、絵的にも垢抜けないと言うか。全編白黒で描かれるスクリーンは、破滅へ向かうしかなかったイアンの物語を盛り上げてたと思うけど。構図とかなのかなー画面の感じがイマイチかも。

イアン役のサム・ライリー。
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引いたショットは、若い頃のディカプリオに似てるかも。アップは全然違うけど。
おたむはイアン・カーティス本人を知らないので、似てるのかの判断はつかないけど、ナイーブでエキセントリックな感じ凄く良かった!!ライブシーンでの痙攣ぽい振り付け?とか迫力で◎
イアンがロングコートの襟を立てて歩く姿がとっても素敵だったなー(*'ω'*)
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イアンの妻はサマンサ・モートン。
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役作りなんでしょうけど、太ったねー(・ω・;)でも彼女の演技力はブラボー!!夫に浮気を詰め寄るシーンでの手のしぐさとか。違和感がないのに記憶に残る感じ。
 
そして、単純なオレは早速CD購入を検討中である(^ω^;)
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07/02 23:56 | MOOOVIES | CM:2 | TB:2
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